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「グリーフ」って何?
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グリーフ(grief)とは、日本語では「悲嘆=嘆き悲しむ」と訳されます。
人が、自分にとって大切なもの・人を失うという「喪失体験」を経験したときにおこる反応のことを指します。
「喪失体験」は、必ずしも大切な人との「死別」だけではありません。
「故郷」「健康な身体」「将来の目標」「仕事」「失恋」などその人が愛着をもっていたことをなくす体験を意味します。
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どんな反応がでるのですか?
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心だけではなく、体や行動にも反応が出ます。
感情的反応… 悲しみ、不安、怒り、無感覚
認知的反応…故人の現在感、否認
行動的反応…疲労、過活動、泣く、社会的ひきこもり
生理的・身体的反応…食欲不振、睡眠障害
「大切な人をなくした人が、急に元気にしている」場合には、その人が、本当に元気で大丈夫なのではなく、「過活動」の反応であることもあります。反応は人それぞれで、どのくらいの期間続くかも、人それぞれです。
「記念日反応」と言って、命日や思い出の日に何年も、何十年も繰り返し反応が表れることもありますが、それもおかしなことではありません
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心がどうしても沈んでしまいます
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いいえ。大丈夫ですよ。人の心にも回復力があり、大切な人を思う時間と現実的な生活の時間を行きつ戻りつしながら
時間をかけながらも、グリーフを抱えながら生活をしていくことができるようになるといわれています
ただ、現実の生活にあまりにも支障が出る場合には、医療的サポートが必要になることもあります。そういう場合には、医療機関への相談をしてください
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喪失に適応していく課程とは
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故人のことを考える時間と考えない時間の両方が大切です。揺れ動きながら徐々に自分の中で整理されていきます。